ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

心の汚染

2025年06月10日 07:22

とかく私たち親は、思いを優先しがちです。

「わが子を愛おしく思っている」

「この子の将来を考えて」

「この子のため」と。




しかし、どんなに思いを巡らしても、

大切なことは、どういう姿勢態度

いたかということです。




先の『謝れない親』言行不一致のことを

述べましたが、

いくら愛おしいと思っていても、

その愛情がわが子へ伝わるような態度で

いたかということです。




以心伝心は、かねてのコミュニケーションが

十分に取れていて、互いの信頼関係

あってこそのことですから、

それがなければあり得ません。




言葉は嘘になり、

態度から発せられるメッセージの方が

子どもには伝わってしまいます。




自分の存在に関心をはらわれ、求められ、

認められ、愛され、大切にされている

ことを実感できる態度や姿勢があってこそ、

子どもは安心できるのです。




子どもは、親の機嫌の良し悪しで、

自身の感情や判断の適切さ(正しさ)を

見極めます。




親の機嫌が悪くなれば、自分のとった行動は、

何か誤っていると判断します。

ですから、親が自己都合でもって、

子どもが正しいことをしていても、

不機嫌な顔をしたり、

謝るべき場面で謝らなかったりすれば、

適切さ(正しさ)を身につけられなくなるのです。




そうなると、日常生活のあらゆる判断、

選択、決定、実行の場面で、終始惑乱し、

常に他者の評価や判断に依存するように

なります。

そして、親の了承や承認をもってしか、

自分の存在を是とできず、

心理的な首輪が取れない、自立できない

大きな子どもになってしまいます。




当協会の名称「家族エコロジー」

エコロジーは、心の汚染を防ぐ、

また清浄化するといった意味合いも

込められています。




私たち親の言葉と裏腹な態度や姿勢

子どもに伝えるメッセージは、

子どもの心を汚染します。

また、骨の髄まで、誤った信念、信条

しみ込ませ蝕みます。

そして、そこで作られた血液にのって、

全身に自己破壊的な思考

行き渡らせるのです。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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