ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

適切な援助の見極め

2025年04月14日 07:06

経済的援助以上に当事者本人たちに必要な

ことは、家族(親)の理解のうえの協力なのです。

この協力をしていく際に、

ひきこもりへの理解がなければ、

「有害な救済」になってしまうのです。




理解というのは、

何も本人の要求をすべて聞き入れる

ということではありません。

それでは、単なる都合のいい親になってしまい、

「有害な救済」になってしまいます。




そうではなく

「ひきこもり」という現象に対しての理解です。

「ひきこもり」という現象が、

どのような背景で起こりえるのかといった

理解が深まれば、適切な援助、協力が可能

となります。




「適切な援助」と「有害な救済」の見極めで、

誤りを犯してしまう原因にあるのは、

何がわが子を助けることになるのかの見極め

ができないことです。

もっと言うと、

わが子の何を助けなければならないのか

の見極めです。


(続く)





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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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