わが子の犠牲者?
2025年04月06日 07:33
ご購読頂いている方からのコメントなども
頂いて読んでおりますと、
徐々に「ひきこもり」の問題が
誰の問題なのか、
その本質が何かに、
気づいて頂けているようです。
かねて相談を受けておりますと、
当然ながら、
「困っております」という嘆きが
聞かれます。
特に長期化している家庭では、
「わが子のために自分たちの生活が
犠牲になっている」
といった意識に至ってしまっている
親御さんもおられます。
「この子さえ動いてくれればいいのに」
「この子がこうであるばかりに・・・・・」
といった嘆きが聞かれます。
しかし、ここで考えて頂きたいのは、
「ひきこもり」という現象は、
二つの問題があるということです。
それは何か?
ひとつは、
「ひきこもる」という行動しか
とれなくなっている当事者本人の問題。
そしてもうひとつは、
「ひきこもりの問題」を抱えた
当事者家族の問題です。
つまり、
家族(特に養育者である親)も当事者であり、
それぞれが別の問題を抱えているということです。
それぞれが、
自分の問題に責任をもって対応していく
ことが肝要です。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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