ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

人生の基礎、土台

2024年01月04日 07:10

始発駅。

到着駅が決まった電車が、時間通りに

発車し、定刻通り途中停車駅を通過し、

終着地へ。




私たちの人生の路線も何かによって

決められているのでしょうか。




〈存在の痛み〉の回で、不登校、ひきこもりの

青少年たちが抱えている問題は、

人間関係失調

コミュニケーション不全とお話ししました。




「自分とは何か?」

「他者、周囲をどのように認識するか」

「どのように関わるか」

これらを決定するのが、

実は人生の始発駅にあるのです。




その始発駅がどこかと申しますと、

〈乳児期〉です。

ここで自己認識他者関係における

基本的信頼感というものが

身にそなわります。




自分は存在する価値があるという

「自己信頼感」

他者は信頼できるという「他者受容」

健全に与えられたかが、

その後の生きる姿勢の基礎となるのです。




自分が周囲から必要とされ、愛されている

という実感が得られれば、

自己を肯定できます。




周囲が自分にとって安全で安心できる

関係であれば、他者を肯定できます。




自他共に肯定できていれば、

そのままの自分で周囲との円滑な関係を

構築できるのです。





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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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