ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

愛情不足のわけ

2024年10月04日 07:23

“愛情不足”ということを考える際に

大切なことは、客観的にどう関わったか

ということだけではなく、

子どもにその愛情が伝わっていたのか

ということを確認することです。

 


 

コミュニケーションで肝心なのは、

相手がそれをどう受け止めたか、

相手にどう感じさせたかです。

 


 

「こういうつもりだった」とは言っても、

自分が思うように相手に伝わっていなければ、

伝えていないのと同じなのです。




ですから、親がいくら惜しみない愛情をかけた

つもりでいても、もっと言うと、

客観的に見ても確かにかわいがってはいる

ようであっても、その子がそれを愛情と

受け止めていなければ、

愛情をかけていないのと同じになります。

ここに子育ての難しさがあるのです。

 


 

子育ての在り様だけが、

不登校、ひきこもりの原因なのかという

問題提起の論拠が、ここにこそあるのです。

 

 


では、子どもによっては、

愛情の受取り下手が見られるというのは、

何が要因として考えられるのでしょうか。

それは、子どもの「素因」です。


(続く)





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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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