ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

癒しのための五つの原理②

2024年09月17日 07:13

「癒しのための五つの原理」

三つ目の「委ねる」です。

②の「求める」まで出来ても、

委ねることができないでいる場合も少なく

ありません。

素直に任せきれないのです。

 


 

もちろん、「依存」ではいけません。

依存は、自分ができることまで人に頼る

ことです。


 

 

委ねるとは、「委任」です。

自分が出来ないことは、出来ないのですから、

そのままにしておくのではなく、

潔く出来る人に任せるんです。


 

 

不登校、ひきこもりが長期化してしまった

原因として多く聞かれるのが、

「どうしていいのか分からなかったから」

という言葉です。




自分が分からなければ、

分かる所へ尋ねていけばよかったのです。

分からないままにそのままにしていたから

長期化してしまったのです。


 

 

委ねることができない親御さんほど、

いざこちらから解決法を示しても、

「~だから、できない」と、

やらない口実を次々とあげます。




出来ないのではなく、やらない

本気でやる意志がないのです。

 


 

「わざわざ解決を依頼されてきているのに、

なぜしないのだろう?」と

不思議に思うこともしばしばです。

出来ないことは、他者に委ね、

出来ることを精一杯やる。

それが④の「行動する」です。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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