ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

信の牽引力

2024年09月05日 07:08

「これから先、大丈夫だろうか?」

と心配するのではなく、

大丈夫にしていくんだということを

これまでお話ししました。

 

 


将来がどうなるかなど、

確証できようはずもありません。

だからこそ、私たちは希望をもつのです。

 


 

確証を得られないものは、信じる世界です。

例えば、「あなたは神を信じますか?」

と街頭で声をかけられる。

これは、神が確証を得られていないもの

だからです。

もし事実として実在しているものであれば、

「信じるか?」ではなく、

「知っているか?」です。

 


 

未だ来ぬ将来に対しては、

当然事実としての結果はまだ認められない

わけですから、望む結果が実現することを

信じるわけです。

その「信」の牽引力になるのが、“希望”です。

 


 

希望は、下絵です。

自分が描きたい風景(状況)を大づかみ描き、

それをなぞって、色づけしていくことで、

その通りの状態を創っていきます。

なぞり色づけしていく作業が、

根拠を作っていくことになるわけです。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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