ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

求められる姿勢・態度②

2024年09月03日 06:24

安心感を得る、与えるためのもう一つは、

「大丈夫だ!」という根拠です。

 


 

よくご相談者から「大丈夫でしょうか?」

という問いかけがありますが、

大丈夫にしていくんです。




これから先のことで、

最初から保証されているものなどありません。

不登校やひきこもりの子どもたちも、

「確証がないことは怖くてできない」

といった発言が少なくありません。

それこそ、かねての親の姿勢が

そのまま反映されています。


 

 

大丈夫にしていくためには、

毎日の生活が目的達成のための行動に

なっているのかを

チェックしておくことが大切です。

昨日と同じ過ごし方をしないように

努めていくことです。

昨日よりも何か少しでも、成長上達する

ためのことを実践してください。


 

 

不登校、ひきこもりは習慣の病とも言えます。

変化を恐れ、毎日同じ過ごし方をして

しまっているために、

問題が解決されないまま、時間だけが

経過していきます。


 

 

時の経過は問題を解決してはくれません。

問題を解決するのは、解決に必要な行動

具体的な実践だけです。

 


 

不登校、ひきこもりは、日ごとに新たな

不安が積み重ねられていきます。

「遅れていく」

「取り残される」

という不安です。




毎日の生活が、

現状改善問題解決のための根拠になりうる

生活ぶりでなければ

安心感を得ることができません。

 

 


毎日に変化を加えていくことを

積極的にやっていかなければ、

変化を拒む停滞するという姿勢の悪習慣

身についてしまいます。




次号では、希望に関して

さらに話を進めて参ります。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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