求められる姿勢・態度①
2024年08月30日 07:01
前の間接的アプローチで述べましたように、
安心感と希望を与えていくことが必要です。
目の前の問題に向き合う、そして
その解決のために何事かに取り組んでいく、
挑戦していくためには、勇気が必要です。
その勇気がもてるためには、
安心できる環境がなければなりません。
また、不安に押しつぶされている状態で、
そこから前へ向かわせるためには、
これからへの希望(光)が見いだせなければ
一歩を踏み出すことができません。
そして、わが子に安心感と希望を
与えられるためには、
先ず親御さん自身がそれらを持てるための
ことを始めていかなければなりません。
さて、ではそのためには
どういう姿勢、態度でかねての生活を
送っていけばよいのかをお話ししましょう。
人は何事か分からない時に迷い、
不安になります。
ですから、安心感を得るためには、
分かること、つまり理解していくことです。
子どもたちは、我々支援者に
親の無理解さへの無念を強く訴えてきます。
「分かってくれない」
「何にも分かっていない」と。
わが子の不登校、ひきこもりといった
状態への理解が深まれば、
自分も色んなことがより見えてきて
安心していけますし、わが子の不安、痛みへ
寄り添うことができます。
理解するためには、学びが必要です。
また、変化を起こすためには
“気づき”が必要です。
気づくためには、
学びの姿勢が無ければなりません。
学ぶためには、
素直さや謙虚さが求められます。
子どもに対しても謙虚になれれば、
コントロールしようとしてしまう態度を
慎むことができます。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
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