後悔しない生き方
2024年08月22日 07:22
変化を起こすためには“気づき”が大切です。
わが子の不登校、ひきこもりを前にして、
何に気づくべきか?
わが子から、そして自分の人生から
問いかけられているということにです。
わが子から問われているということに
気がつけば、「何を問われているのか?」
という振り返りができ、
さらには「何を学ぶべきか?」という
姿勢ができます。
反省心の強過ぎる親御さんの場合、
これまでの親のあり方を悔やみ、
そのことから、子どものなすがままにして
しまい、長期化を招いてしまっていること
がよくあります。
過去の親の在り様を子どもから攻撃されたり
もあり、口を出せなくなってしまって
いるのです。
基本、何事も反省は必要ですが、
後悔はしないことです。
後悔は、否定につながります。
何かを失敗ととらえ、後悔してしまいます
ので、否定は避けたくなりますから、
自ずと失敗を過度に避けようとし、
何事にも挑戦しなくなります。
つまり、変化を起こさなくなるのです。
後悔しないためには、
全てが学びの機会と捉えてみて下さい。
学べば、成長できます。
成長できれば、結果オーライで、
失敗ではなくなります。
わが子から指摘され気づかされたこと、
自ら気づいたこと。
いずれも、そこから何か一つでも学び、
やり直せばいいんです。
気づき、学ぼうと思えば、
多くのものを得られます。
そう考えれば、辛く苦しいことも
全てが“恵み”です。
恵みの先には、必ず豊かさがあります。
その豊かさが、実り、成長です。
目の前のわが子の不登校、ひきこもりを
“恵み”と捉えられますか?
親は、わが子を産んだことで
親になっています。
でもそれは、親という「立場」を
与えられたに過ぎません。
平社員から役付けになっただけの話です。
その役職を担えるようになって
いかなければなりません。
親で“ある”ことが、
わが子から求められるのです。
親であり続けるためには、
立場としての親ではなく、
実質の役割、責任を担っていかなければ
なりません。
次回は、
さらに子どもを回復に向かわせるための
間接的なアプローチの具体的な内容を
お話ししてまいります。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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