ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

お盆から学べること

2024年08月15日 07:48

「お盆」の由来は、お釈迦さまの弟子が、

霊界で自分の母親が逆さづりの罰を受け

苦しんでいるのを救おうとしたことに

始まるそうです。




ですから、「地獄の釜のフタが開く」

といったような言い回しもありますね。

でも、本来の先祖をいたわり、感謝する行事

として行いたいものです。




わが子のうめきは、親としての役割に

気づかなければならないことがあることを

知らせてくれています。

全身全霊でわが子の訴えに耳を傾けて

みましょう。




自己の歪んだ想念の世界に閉じこもる

子どもたちは、“ありのまま”

許されなかった子どもたちです。




お盆の由来で逆さづりの罰と述べましたが、

般若心経というお経の中に

遠離一切顚倒夢想(おんりいっさい

てんどうむそう)』という文言があります。

これは、真実を逆さまに間違って捉え

(顚倒)、自己を悩ます歪んだ勝手な

思い込み(夢想)を離れるという意味です。




逆さづりの罰を受けたお釈迦さまの弟子の

母親の罪は、わが子カワイやの思いで、

他人を邪険に扱った罪でした。




ありのままに物事を見ることがで

きなくなると、人は苦悩します。

現実と自身の見識(夢想)の差を取り払うこと

「さとり=気づき」なのです。




わが子に求め過ぎたものがなかったか、

気づけずにいたものはなかったかを

振り返ってみてください。

わが子のありのままを見てください。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

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