ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

機能不全家族は呼吸不全家族

2024年07月28日 07:08

いたずらに思い煩っているような場合には、

次の点をチェックしてみてください。


 

 

1.状況判断が、事実に即して現実的かどうか
2.考えが筋が通っていて、論理的かどうか
3.その考えや行動が自他を幸福にするものか

 

 


1は、当人の思い込みによって、

事実とは違うものに怯えている場合など

が該当します。




2は、思考の歪みによって、関連性のない

ものを強引につなぎあわせてしまい、

現実までをも歪ませているような場合です。




3は、自虐的自己破壊的であったり、

他者に対して過度に批判的、攻撃的で

あったりしていないか。


 

 

わが子の現状の在りようは、それまでの

両親の価値観の総和です。

わが子に良かれと思い優先させてきたこと

が、結果的にわが子を歪めてしまいました。

現状に変化を起こしたいのであれば、

価値観を見直し、転換していくことが

求められます。

 

 


両親の価値観の変わらぬまま、

わが子だけに変化を求めても、

変わろうはずがありません。




両親が先ず、これまで後回し、二の次に

してきたことを振り返ってみてください。

そこに、必ず、自身やわが子の問題解決能力

を低めてしまった原因があります。

 


 

問題解決能力のない家庭は、問題が発生

する度に、目をつぶり、身を隠し息を

ひそめます。

家族間のコミュニケーションは硬直化し、

やがて呼吸不全を起こします。

清浄な新しい空気(価値観)の注入が

必要になってくるのです。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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