悩み癖
2024年07月26日 06:23
問題に対しては、解決法以前に問題に
向き合う姿勢・態度が重要である
ことは、これまでもご紹介しました。
問題から目をそらし、受容できない自分
がいたとするならば、受容できる自分を
作らなければなりません。
なぜ、受容できないでいるのか、
何を恐れているのか、
拒んでいるのかを自問自答する必要が
あります。
問題に向き合おうとしても、
解決法が自分で分からなければ、
聞くなり、調べるなりが必要です。
「困った、困った」と悩むことには、
一生懸命でも、悩みを解決することには、
不熱心なことがよく見られます。
これは、当事者の子どもたちにも
見られることです。
長期化の要因はここにもあります。
不登校、ひきこもりは、何ものかからの
回避行動の一面があります。
逃げ隠れている状態です。
自身が怖れを感じる場(学校や社会)からの
逃避です。
能動的に逃げ切るという対処法ではなく、
隠れてしまっています。
ですから、鬼ごっこと同じでいつかは
必ず見つかってしまいます。
とりあえずの避難場所(家)にいながら、
怖れ(不都合)の対象(問題)を解決するため
の手立てを何ら打たないところからも、
問題解決能力の低さがうかがえます。
解決するために何をどうしていいのかが、
分からないでいるので、昼夜逆転といった
自堕落な生活やネット、ゲーム三昧の生活
になってしまうのです。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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