ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

大人たちができること

2024年07月22日 06:58

子どもは小人とも表記しますが、

徐々に成長して大人になっていくわけです。

ですから、子どもはほとんど大人を真似て

行動しています。




そういう意味で、子どもは大人の

ありのままを映し出す鏡です。

と言うことは、

今の荒廃した(問題のある)子どもたちを

助けなければというのは、

大人の傲慢さ以外の何ものでもありません。

なんとかしなければならないのは、

大人たちの方です。


 

 

そして、福沢諭吉の家族論集にも

ありますように、

『一家は習慣の学校であり、

父母は習慣の教師』

ですから、悪習慣(アディクション)

を教えているのは、まさに両親なのです。

 


 

自立できる子どもたちを育てていくためには、

〈敬愛〉愛するだけではなく、

わが子を敬う。尊重する。

〈惻隠〉他者の苦しみ、痛みを見過ごしに

できない心

〈慎独〉人の目が無い所でこそ、身を慎む。

 

これらの姿勢を子どもたちにかねてから

示しておくことが大切です。




両親から敬愛され育まれた子は、

自尊心自己信頼感が育っています。

自尊心があれば、他者の痛みを共感でき

寄り添えます。

自己信頼感があれば、人の目、評価に

依りすがることはなく、誰の目が無くても

過った行動を取ることはありません。


 

 

子育ての要諦は、この自尊心自己信頼感

育てていくことなのですが、

今の子どもたちにこれらが育っていない

背景には、親自身に自尊心・自己信頼感が

備わっていないことがあるようです。


 

 

あなたにはありますか?






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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