ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

解決は家族次第

2024年06月25日 06:44

ひきこもりの長期化は、問題の主体

当事者としての本人(ひきこもっている

子)に置いていることで起こっている

ものです。




本人のやる気が出てこなければ改善

できないと。


 


訪問支援にも、この捉え方が感じられ

ます。

「本人が動けないから、こちらから

出向こう」と。

出向いて本人に何をするのか?

 



訪問することの目的が、明確になれば、

逆に訪問せずとも本人の主体的な行動

促すことが可能になることがお分かり

いただけたでしょうか?


 


ひきこもりの長期化の主体者には、

親も含まれているのです。

ですから、親の行動を変えていくことで、

訪問の必要は無くなってきます。

 



私共の支援実績では、ひきこもり期間を

問わず80%以上は、訪問なしに本人の

来訪があっています。


 


メルマガのタイトル

『ひきこもりは動けないから解決できる!』

は、ひきこもりの問題の在りか、主体を知る

ことが解決の要になることを

示しています。


 


本人が動けないことで、いやが応でも

親が動かざるを得ない。でも、そのことが、

結果的には解決へ導くことになるのです。


 


病気の症状は、それ自体が治療法という

意味もあります。

ウィルスが侵入すれば、発熱という形で

ウィルスを撃退するわけです。

ですから、症状を緩和させることに終始し、

病根を断つことを忘れてしまっては、

本末転倒ということになります。


 


ひきこもりも症状であり、自己治療でも

あるわけです。

家族病理の症状であり、その病根は家庭

にあります。

 



「習慣の病」は、「生き方の病」です。

現実直視を避け、責任を他に転嫁する

生き方(習慣)が、心を汚染し、ひきこもり

という症状を現出し、自尊心を蝕んで

いくのです。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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