家庭の温熱療法
2024年05月19日 06:46
親として何か行動していかなければと
思い立ち、
家族会や親自身がカウンセリングに
長年通ってはみたものの、
一向に状況の変化が見られないという
ケースも少なくありません。
「親が変わらなければ」と諭されつつも、
何をどう変えればよいのかが分からず
(指導もなく)、
「受けいれて信じて待ちましょう」で、
はや数年。
受けいれることを
なすがままにしておくことと勘違い
していたり、
理解してあげることを、
子どもの要求にすべて応えることと
思ったり、
信じて待つことが深い愛情だと
自分に信じ込ませていたりといった
ことがよく見られます。
行動を起こすことすらできない
ケースは、
さすがにわが子を問題視されることは
親として抵抗がありますし、
さりとて自分が直接非難の対象になる
ことも考えられますのでそれも避けたい。
「なんとか家の外には持ち出さないで
すんでくれたら」と思うのは、
自然なことでしょう。
しかし、そのままでは当然解決には
至りません。
ひきこもりは個人のヤマイではなく、
家族の病理です。
したがって家庭に治療が必要です。
身体が冷えると病気になると
言われますが、
実際にひきこもりの家庭には
温熱療法的な手立てが必要です。
暖めることが求められます。
暖めるためには、陽気さと活気です。
「和顔愛語」という言葉がありますが、
にこやかな表情と優しい言葉かけです。
そして、「必ず解決するぞ」という
決意と行動です。
命の特徴は、温もりと呼吸をしている
ということですが、低体温の家庭に
命を吹き込むためには、呼吸、息吹。
風通しをよくする。
つまり、全く違う価値観を
外から取り入れるということです。
受け継がれてきた古い体質の
頑迷な価値観に窒息しかかって
いるのですから。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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