ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

未だに分からないものか

2024年05月15日 06:57

かねての相談業務や講演活動を行って

おりましても、感じることが、

どうしても問題とされてしまっている

のが、ひきこもっている子ども本人

だということです。


 


結局そのことが、ひきこもりの

いたずらな長期化を招いている

一番の原因にもなってしまっている

ことにご家族は気づけないでいます。

 



メルマガ『ひきこもりは動けないから

解決できる!』を発行しているのも、

そのことを知ってほしいという気持ち

からなのですが、




「動かないわが子をどうすれば

いいのか」

「親の促しに全く反応しなくて

困っている」

「相談にも連れていけなくて

なすすべがない」




等の言葉は、相変わらずどこでも

聞かれるものです。


 


また、医療機関やカウンセラーに

相談に行っても、多くが

「しばらく見守ってあげましょうよ」

といったアドバイスをもらっています。


 


その“しばらく”がいつまでなのか。

およそ本人のやる気が出るまでなので

しょうが、やる気が出るどころか、

1年も過ぎれば、ひきこもりの生活習慣

がパターン化し、四季折々の過ごし方を

身につけてしまいますし、

年齢によっては、あきらめの意識の方が

次第に強くなってまいります。

これは、本人だけではなく、家族自身も

同じです。

 


相談を受ける側の人間として、

同じ立場にあるこういった専門家(?)

ことなかれ主義の助言には、

憤りさえ感じます。

 



問題の主体がひきこもっている子ども

という意識が、相談する側にも

される側にもあるからなのですが、

なぜそこへ至った背景に目をやれ

ないのでしょうか。




あたかも自分を取り巻く環境が、

ある日突然都合よく改善すると

信じ込んでいるかのようです。

 



自分が身を置いている環境は、

良かれ悪しかれ、自分が蒔いた種に

よって現出し、日に日に自身が育てた

ように変化していると思った方が

よいのです。

「蒔かぬ種は生えぬ」と昔から

言うではないですか。

 



わが子の在りようは、主体としての親

からすれば「環境」になるのです。

ですから、その環境に不満があれば、

それを作った親自体が動くしか

ないのですが・・・・・


 


ジェームズ・アレンの有名な言葉があります。


『人間は、自分の置かれた状況を、

より良くしたいと望むが、

自分自身をより良くしようとはしない。

そのため、かれらは、

一生古い自分に束縛されたままである』


まさにです。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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