生きていく技術
2026年06月18日 07:08
習慣の新陳代謝は、
要は改善していくということです。
これまでの中で不用なものは捨て、
工夫を加え、
新しいものを取り入れ、
常にこれからを
より良くしていくわけです。
ひきこもりの解決のためにも、
現状の改善ということを
常に意識しておく必要があります。
現状の改善ということは、
現状を招いた習慣の改善
ということでもあります。
当事者の青年たちから、
子どもの時からの
親の生活習慣に対する不満が
もれる場合が少なくありません。
例えば、
父親が食事の味つけに対して
母親に文句を言って
食べなかったり、食事中の説教。
また通夜みたいに
静まりかえった夕飯。
晩酌でお酒がすっかり入っている
ところでの説教。
父親の仕事のグチや
母親からの
父親や祖母(姑)に対してのグチを
聞かされる。
家族のことに関心をはらわない父親。
子どものためにと言って
「我慢、我慢」をアピールする母親
などなど。
これらのことが
今のひきこもりに
どうつながったのかは、
これまでのこのブログでも
述べておりますので、
是非読み返されてみてください。
こういったことを
はっきりと子どもから指摘されて
いるにもかかわらず、
その習慣を改善できないでいる
親御さんも少なくありません。
ひきこもり自体が、「習慣の病」です。
その解決のために、
わが子に悪習慣の改善を促して
いかなければならない立場の親が、
自身の習慣の改善ができないでいて、
どう説得することが
できるでしょうか。
また、
こういった過去の不満を繰り返し、
「これまでのことがあったから、
これからどうにもならないんだ。
過去を返せ!」
と訴える青年にも、
目の前の状況改善を
強く意識させていかなければ
なりません。
あることが出来なくなった
からといって、
全てが出来なくなってしまって
いるわけではありません。
しかし、
親から奪われてしまったことが
あったという事実を
あたかも免罪符のようにして、
何もしないでいい言い訳に
してしまっているところが
あります。
毎日の生活ぶりを
改善できない理由には
それらのことは決してなりません。
より良く現状を改善していく
習慣を身につけるというのは、
新たなより良く生きていく技術を
身に具えていくということです。
これまでの生き方そのものを
改善していく意識が
親子共々になければ、
ひきこもりを脱することは
できません。
(了)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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