ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

本人を中心とした生活

2026年05月25日 06:55

ひきこもりは生活習慣病である

ことを前回述べました。

ですから、日常の家庭の生活習慣を

改善していくことが求められます。




これまでと何ら

日常に変化がなければ、

状況の改善が見込めるはずも

ありません。




特に数年も経過していますと、

当事者の生活サイクルに

他の家族が合わせてしまっている

といった状態が多くあります。




例えば、

家族が寝静まるころ起床して

一日が始まるわが子のために、

家族はそれぞれの

仕事から帰宅してからの

夕飯時や入浴の際には、

音を忍ばせて過ごしていた

というケースがありました。




浴室に隣接している自室で

寝ているその子(30代)を

起こさないためです。




マンションでもありましたので、

玄関からリビングまでの途中に

その青年の部屋があるために、

廊下を通るのも

足音を忍ばせる状態です。

これでは昼夜逆転を

促進しているのと同じです。




また、

自室から出てきやすいようにと、

家族が居ない時間を

毎日作ったことで、

10年近くも互いが姿も見ない、

声も聞かないといった状態に

なっていた家庭もありました。




いずれも、

当事者本人の生活スタイル(生き方)に、

家族の方が合わせてしまったケースで、

これでは長期化してしまうのは

無理もないことです。




本人によって

長期化してしまっているというよりも、

家族が長期化させてしまっています。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

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