ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

当事者の自覚

2026年05月17日 07:04

例えば、体重が200k近くになり、

立ち座りも自分一人では

できなくなってしまっている

肥満の家族に対して、

「働かなくて困ってしまう」

と嘆いているとします。




一晩で、体重が200kにも

なろうはずがありませんよね。

それほどの体重になるまで

食事を与えていたのは家族です。

「これ以上は・・・」

と気づいていながら、

食べることを止めなかったのは、

家族なのです。




それと同じで、家族も、

「ひきこもり現象」を生じさせた

当事者であるという自覚が

とても大切なのです。




両親が、当事者であるという

自覚をもてれば解決が早まります。

なぜなら、両親は動けるからです。




相談機関に出かけ

「本人を連れてきてください」

と言われ、

肩を落とした経験がある方も

おられるでしょう。




「なんとか外部との接触を」

と思っても、

なかなか思うようにならず、

やきもきした経験もおありでしょう。




でも当事者(本人)は、

親子三人なのですから、

その内二人(両親)も

動けるのですから、

変化を起こせないはずはないのです。




問題を抱えているのは

本人(わが子)だけ

と、認識しているから落胆もするし、

長期化していくのです。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

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