敬いをもって存在を慈しむ
2026年04月09日 06:58
前回述べた「存在の否定」を
避けるためには、
「敬い」という姿勢が必要なのです。
敬い(敬意)があれば、
適切な寛容さや、
子どもの声に耳を傾け、
意志を尊重するといった態度で
接することが自然とできます。
「あなたは、
かけがえのない存在なんだ」
というメッセージを
送ることができるのです。
親から恒常的に求められ、
愛されているといった実感を
得られぬ子どもたちは、
承認を過剰に求め、
親の表情、言動、態度からさえ、
自分への期待を読み取り、
それに応えようと懸命になります。
自分(の意志)を殺してでも、
親の承認を得ようとするのです。
親の期待にそえなければ、
愛されないことを
知っているからです。
そして、
親の期待に応えられなかった時、
その自分を
無価値で恥ずかしい存在と
受けとめてしまいます。
罪悪感と恥辱感で
存在を覆われた子どもは、
「穴があったら入りたい」
とばかりに
自室(穴)へ閉じこもるのです。
(了)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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