解決すべき問題は?
2024年04月16日 07:33
具体的な事例をご紹介しましょう。
親が自分の欲求を優先させるあまり、
子どもの欲求や子どもの関心に無関心な
場合、子どもは、見捨てられ感をもちます。
また、子どもが最も親を必要としている時に
限って、親が目の前にいないと、
子どもは喪失感を抱えてしまいます。
親からの一貫して安定した愛情をもらえ
なかった子どもたちは、自分の価値を
認めることができぬまま成長してしまうのです。
親の期待が過度であり、不適切な場合、
親の期待に充分に応えられない自分を
否定し、罪悪感を抱きます。
これは、挫折体験となります。
躾の場面でよくあることは、行為・行動を
たしなめるに留まらず、存在価値や意義を
否定され、存在そのものを拒絶されることです。
「おまえは悪い子だ」
「ダメな子だ」
「敗北者、失敗者だ」
などの言動は子どもに、
「自分は愛され、求められるに値しない、
周囲から疎外されるに相応しい存在だ」
という確信を与えてしまいます。
この恥辱感により、自分の身を他者の前へ
さらすことができなくなるのです。
これらの体験によって、なし崩しにされた
自尊心や自己信頼感を回復することが、
本質的に解決しなければならない問題
なのです。
子どもたちは、破壊的なまでに自己否定、
自己卑下をしています。
人は自分の存在に意味を与えるために
生きているとも言えます。
その自己が、意味、価値のない存在だと
自身見きわめた時、
人は“存在の痛み(スピリチュアルペイン)”に
あえぐのです。
不登校、ひきこもり問題の悲しみは、
子どもは、わが家の日常の中で親から受けた
影響によって、自分でいることの怯え
(ありのままの自分でいてはいけない)を
抱えてしまったことに気づけずにいる。
そのことです。
そして親もまた、自分たちが与えてしまったもの
に気づけずにいます。
わが家に起こっていることを明確に認識できて
初めて、解決のための適切な手段・方法を
選択することができます。
「どうしたらいいのか」を考える前に、
「何が起こったのか」を知る大切さが
お分かり頂けたでしょうか?
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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