見たくない問題
2025年12月16日 06:51
動けぬ本人が動き出すのを待つ
方法(?)、いや態度では、
何も改善されないのは、
火を見るより明らかです。
にも関わらず、各種相談機関でも、
「本人を連れて来てください」とか、
「信じて待ちましょう」
といった炭酸の抜けたビールのような
応答がなされているようです。
本人だけの問題であれば、
動けぬ以上手立ては無くなるでしょう。
親子の協同作業だからこそ、
手立てがまだ残っているのです。
動くことが可能な親側が動くことで、
事態の改善がなされていくのです。
本人だけの問題として
見なされがちなのは、
親側が、
目の前の現実を自分自身の問題として
受けとめられないでいるからです。
いかなる問題も受容できてこそ、
解決のためのスタートラインに
立てます。
しかし、
この受容がなかなか難しいのです。
なぜ難しいのでしょうか。
伏せておきたいことが、
あらわになってくるからです。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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