ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

律心

2025年12月08日 20:42

自分に対しての約束が守れない

というのは、

この約束の認識が薄いからです。




自分に対して、「約束した」

という自覚をもてるためには、

自分に宣言することが大切です。




宣言するということは、

決心するということです。

決心が固ければ固いほど、

実行(約束を守る)します。




宣言ですから、

誰かの前でする(聞いてもらう)か、

見える形で書き出しておくことが

必要でしょう。




「こうしようかなぁ~」では、

口約束みたいなもので、

あやふやになってしまい、

結果実行しません。




ここで求められるのが、

自分を律する目です。

つまり、

自分を甘やかさない意志です。




私がかねて、

「自立」より先に「自律」

と申し上げていることは、

このことです。




自分の意志で自分をコントロール

できない状態で、

自立など無理と言うものです。




自身の目というものは、

どこにでもついて回ります。

ですから、

その目が自分を常に見ている

といった認識がなければ、

自分との約束など

守ろうはずもありません。




自分を律することのできる目とは、

自分や自分との約束を大切にし、

粗末に扱わない「畏れる心」と、

人の目に対しての恥じらいではなく、

自分が「恥じいる心」と、

過ちに気づき、すぐに改める

「勇猛な心」のことです。




「社会不安障害」や「対人恐怖」

といったヤマイは、

常に他者の目を気にしています。

他者の目に怯えているのです。

他者の目(世間体)に過敏になっている分、

自分の目がふさがってしまっています。




世間体に縛られれば、

ひきこもりの生き方など

信頼できるはずもありません。

信頼できなければ、大切に扱いません。




何事も大切にするということは、

「畏れ、尊重する」ということです。

「敬いの心」から起こる行動です。

敬いの心情は、

敬愛されてこそ育ちます。




また、先哲の教えに

「過ちて改めず、これを過ちという」

言葉があります。




失敗(過ち)に寛容であってこそ、

本当の過ちは、

改めない(改善しない=再挑戦しない)

ことだと気がつかせることができます。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

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