消費と生産
2025年11月27日 07:34
前回、生きていくことに
意欲が出ない理由は、
生きる意味を感じられなくなっている
からと述べました。
では、毎日の生活に少しでも
意味を持たせられるようになる
ための一日の過ごし方を
お話ししてみましょう。
意味や意義というものは、
「価値ある」ということですね。
価値あるものといったら、
どういうものでしょう?
新たに生み出されるもの
ではないでしょうか。
リサイクルが重要視されていますね。
つまり再活用が積極的に
勧められています。
ここからも分かるように、
消費ばかりして無くしていくことは
共感を得られくいですね。
何かを生産、再生産していくことが
価値あることとして、
多くの共感を得られます。
ひきこもり生活は、消費ばかりです。
他に与える(生産)ことはなく、
もらって消費するばかりです。
ですから、
毎日の生活に意味をもたせようと
思えば、
何かを生産していくことです。
とは言っても、
何も畑に出て作物を作ったり、
日曜大工で何かを製作したり
といったことばかりが生産では
ありません(それもいいですが)。
青年たちにもっと必要な生産活動は、
「気づき」です。
気づきは発見です。
見識がそれまでよりも広がる
ということです。
見識が広がれば、心境が高まり、
新たな行動につながります。
新たな気づきを得るためにも、
何らかの取り組みが必要ですが、
その取り組み自体を避けている者が
できるものに
どんなことがあるでしょう?
自己信頼感を育てられる取り組みを
させていくのです。
自分の存在意義が見えないというのは、
自己信頼感が育っていないからです。
自分を自分で信頼できていなければ、
意義を感じられるはずもなく、
生きていく意味など
あろうはずもありません。
消費ばかりのひきこもり生活で、
自分を信頼できるはずもありません。
ですから、
意欲を喚起していくためにも、
自己信頼感を育てられる取り組みを
させていきます。
その取り組みの過程で、
様々な気づきを得られれば、
それが生産活動となり、
毎日の生活、ひいては、
自分の人生に意味を見い出すことが
できるようになり、
生きていく意欲が
出てくるようになるのです。
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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