ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

「期待」というコントロール

2025年08月31日 07:00

私たち親が、わが子に関わる場面で

最も注意をしなければならないことは

「コントロール」です。




それは、無意識のうちに

やってしまうからこそです。

自分の都合、思惑通りに

ついついわが子を

動かそうとしてしまいます。




気づきにくいのは、

「わが子への期待」

感じているからです。




「わが子に期待している」

と言えば聞こえはいいですが、

勝手な期待で、

自分の枠に強引にあてはめようと

してしまいがちです。




わが子への「期待」は、

あくまでも、

わが子の本来持っているものの開花

に向けられるもので、

親の身勝手な欲に

近づけるものであっては

なりません。




子どもたちからよく聞かれる言葉に、

「親は勝手に期待し、

勝手に失望する。

いい加減にしてほしい」

というものがあります。




子どもは、親の欲求を満たすために

生まれてきたわけではありません。




主体者であるわが子をよそに置いて、

自分の人生に取り込もうと

してしまっていませんか?


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

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