ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

育てる教育

2024年02月14日 06:57

家族機能の中で最も重要なものは、

人を育てるということにあると思います。




「企業は人なり」「社会は人なり」であり、

あらゆる場面で土台を支えているのは、

人間力です。




そういう意味ですべての元を作っているのが

家庭と言えるでしょう。




「養育」「教育」とありますが、いずれも

育てていくという視点が大切です。

特に「教育」は、ともすると教えることに

比重がかかりやすいですが、指導的な側面

ではなく、育てる教育が今求められます。




育てるというのは、ありのままを活かし、

自然に成長していく過程で、

よけいな邪魔をしないということです。




教えるに比重がかかると、その内容の適切さを

問わなければなりません。

親のひとりよがりの思い込みで、躾が虐待に

形を変えることを見てもお分かりだと思います。




それでは、何を育てていくかというと、

自己信頼感自尊心です。

このふたつを育てていくことこそが、

家庭教育の要諦です。




ひきこもる青年たちは、他者との関わりに

問題をかかえています。

そこには、自分とは何か、周囲をどう認識

しているのかが大きく作用してまいります。

そのことに、自己信頼感自尊心が深く

関わっているのです。





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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

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