子どものために変わるではなく
2025年07月20日 07:14
「親が変われば、子が変わる」
「そう、そうよねぇ。やっぱり」と、
ありがたいお話を感心して聞いて帰り、
「さあ、変わるぞ」と思った瞬間、
「はて?」
「どこをどう変えればいいのだろう?」
と、思われたことはありませんか?
変わるためには、先ず、
それまで自分のどこがどうまずかったかを
認識する必要があります。
よろしくなかったところを
変えていくわけですから、
要はより良く成長していけばいいんです。
成長するためには勉強が必要ですよね。
それから、
変わることを「子どものために」
といった条件をつけないこと。
「わが子のために、
私たち親が自ら変わりましょう!
エイエイ、オー!」
なんてやるから、失敗するんです。
「わが子のために」はよけいなことです。
親として、人として成長すれば、
自然子どものためにもなるのですから、
わざわざ条件にしないこと。
なぜなら、「子どものために」と思えば、
自分が変わることで子どもが変わることを
期待します。
子どもの変化は、
そうそう期待通りにはいってはくれません。
そうすると
「なぜこれだけ努力しているのに
オマエは変わらないんだ!」
と、また愚痴が出ます。
元の木阿弥です。
「過去と他人は変えられない」
これがものの道理というものです。
そもそも、
わが子を思う通りにしようとした結果が
今の状態ですから、
再び変な期待をすれば、
コントロールしかねません。
他人の意思を自分の都合で動かすことは、
マインド・コントロールです。
決して、あってはならぬことです。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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