ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

親の因果が子に報い

2025年06月20日 07:02

最も多い親の態度にあるのは、

過度なコントロールです。




これは、愛おしいわが子だからこそ、

期待もあり、自分の思惑(都合)通りに

動かしていきたいところから

生じやすいのです。




実際にコントロールが出来ていた時期を

経験しているだけに、いつまでも

同じようにできると思ってしまうところに

過誤が生まれます。




実際に、ひきこもりの相談に

みえられた親御さんが、

「未だに自分自身が、親からの干渉、

支配を受けている」

不満をこぼされたケースもあります。




50歳を過ぎて初めて、

「親に口返答した」と言った

親御さんもいました。

その時にこう言われたそうです。

「あなた私に口答えするのっ!」って。




こういったケースでは、

親からのコントロールが生き方を制約し、

子がやがて親となり、

その子育てに甚大な影響を与え、

ひきこもりの背景になってしまっているのです。




つまり、孫にまで影響を与えてしまった

ということです。

ですから、ひきこもり問題は、

三代で見ていく必要があるのです。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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