ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

見守りを勧める支援者は危ない

2025年02月28日 06:55

子どもたちの自己回復力を信じて
いるのだとすれば、それは過信です。



もとより、自己解決できない問題
抱えているからこそ、立ち止まって
しまっているのですから。



しかも、それは、
時が解決するものではありません。
それどころか、時の経過により、
失われてしまうことの方が甚大です。


「見守る」と言うのは、
単なる問題の見送り先送りです。
誤解を怖れずに言うならば、
一番の手抜きです。
だって、わが子が自分から動き出して

くれるのをただ待っているのですから。

わが子頼りです。




わが子は動けないのですよ!




簡単にとか、事を荒立てずにといった考えは、
捨ててください。
子どもたちの心の中は、
すでに荒立って穏やかではないのですから。



支援者も、「信じて見守りましょう」と

言っておいた方が、
責任が少なくて済むからそう言うんです。



下手に何か指示して、状況が悪化でもしたら
責任取りかねるといったことからです。
そのぐらいの責任意識であれば、
支援活動などしない方が無難です。


目の前の状況を受容できないご家族ほど、

本人の意志に頼った、対応をしがちです。



「信じ、見守る」というやり方は、

本人のやる気に依存したものに
なり易いのです。
子ども(他人)任せの他人事になって

しまっています。



依存心から、被害者意識が強まり、

自分の世界に閉じこもるといった
生き方しかできなくなってしまっている

わが子に対して、家族までもが依存していて、

現状が改善されるはずがありません。



やる気が減退している子に対して、

「いつかやる気も出てくるだろう」
という幻想を抱いて、じっと待つ対応だけは、

取らないようにして下さい。



以前こういうことがありました。
当協会が連携している民間事業体へ

就職を案内した際のことです。



ひきこもり期間を問わず採用して頂ける

ものだったのですが、

「うちの子が、仕事なんかできるはずもない」

と言う親御さんたちが多数おられたのです。

驚いてしまいました。




「きっと動き出す」と信じて待ったあげく、

「どうせ無理だろう」と、

今度は可能性を信じてあげることが

できていないのです。

矛盾していますね。



もちろん種々の訓練を経た後でないと

すぐには無理です。

ですが、精神疾患や障がいでもない限り、

ほとんどのケースで社会復帰は可能なのです。




本人が全く動けない状態でも、実績に基づいた

変化を起こすための具体的なアプローチを

アドバイスしてもらえる支援施設を是非

選択してください。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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