ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

家庭の救援者

2025年02月22日 07:18

家族の病理と向き合ってきて感じることは、

「家庭」というのは、

生きものであるということです。

 


 

私たちの身体は、60兆個の細胞から

できているそうですが、いわば、

多様な生命の集合体と言えるでしょう。




その中で、ホメオスタシス(恒常性保持機能)

によって、自動調整され、

体温や血圧といった生理的バランスが保たれ、

健康が保持されています。

 


 

「家庭」もまた、それぞれの命が、

家族を形成し、有機的に関わりあい、

影響を相互に与え合っています。




ひきこもりや不登校、非行などの

子どもたちの逸脱行動は、

その行動を通して、

家族の不均衡を揺り戻そうと

しているのです。




家庭のホメオスタシスのはたらきであり、

子どもたちは、その意味で、

家庭の救援者と言えるでしょう。

 


 

また、生命は欲求とも言えます。

生命は、欲求をもって、

その欲求を充足させていくことを行います。

 


 

私たちは、日々の生活の中で、

気づかぬ間に充たされぬ欲求を、

心の底に抑圧していきます。




抑圧された欲求は、

決して消え去ることはなく、

「症状」というコミュニケーション手段で、

そのメッセージを周囲に伝えます。

 


 

不登校の子どもたちが、

朝から、頭痛や腹痛を訴えるのは、

まさにこの「症状」です。

本人自身も気づけないところの

SOSのメッセージを身体が発しているのです。




ひきこもりもまた、家族病理の症状として、

抑圧された欲求のもとに発せられた現象です。




ですから、重要なことは、

何が抑圧されてしまっているかを知る

ということです。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

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