ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

自己喪失の病①

2023年12月29日 11:43

人は自身の存在の意味が無くなることに

最も恐怖します。

昔は村八分、今はシカト。




他者から自分の存在を無視されることが、

最も精神的にダメージが大きいのです。

子どもに「あらっ、帰ってたの?」

「いたのか?」

なんて言っていないでしょうね(笑)

 



ひきこもりが長期化すると、当事者たちは

社会や周囲から受け入れられない自分に

恐怖します。

この世に生を受けたその意味さえ

見失ってしまいがちです。

 



一部の当事者家族の動きに、

ひきこもりを病気と認定させ、国からの

生活補助を受けようとする運動を行って

いたところがあります。

 



精神障害や発達障害、パーソナリティー障害

などの症状を背景にひきこもっているなら

当然だとしても、




未来ある普通の青年たちが、

訳あってひきこもっているその訳に向き合おう

ともせず、社会への参加の機会を奪ってしまう

ことは、




わが子から生まれてきた意味

問いかけられた時、なんとお答えになるつもり

なのだろうかと感じずにはいられません。

 (続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

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