ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

障がいのなせるわざなのか

2025年01月23日 08:05

依存症(アディクション)や

AC(アダルトチルドレン)を

扱う領域で、

「機能不全家族」といった表現があります。




「家族機能が適切にはたらかず、

問題解決能力が低いので、

家族の発達的、状況的危機に際して、

的確な対応ができない家族」(家族心理学事典)

と定義されています。




不登校やひきこもりが、

家族病理の治療法であるということは

これまでも述べてきました。




ですから、治療法を治療するというのは、

おかしなことであり、

治さ(直さ)なければならないものは、

家族の病理の方です。




とはいっても、

治療法もあまりの荒療法となりますと、

かえって身体を傷つけたり、

また、救急救命の医師などが過労で

倒れてしまったりするように、




ひきこもりもあまり長くなりますと、

様ざまな弊害、それこそ

病理的な障害も出てきたりもします。




厚労省でまとめられた

『ひきこもりの評価・支援に関する

ガイドライン』

の中でも、

ひきこもりの背景に存在する主な精神障害

として、

次のようなものが挙げられています。




 1適応障害 

 2不安障害 

 3気分障害 

 4強迫性障害

 5パーソナリティ障害 

 6統合失調症

 7対人恐怖的な妄想性障害や選択性緘黙など

  児童思春期に特有な精神障害 

 8広汎性発達障害 

 9注意欠如・多動性障害 

10知的障害・学習障害など




如何ですか?

怖ろしくなってきますね。




確かに、

ガイドラインに説明されているような

状態(症状と言うのでしょうが)

にある青年たちは、すべて見てきました。

説明だけを読んでいると、

ほとんど該当するものばかりです。




しかしです。

統合失調症や発達障害、知的障害などの

症状でひきこもりになることは、

自然(納得できる)なことであって、




これらの障害は、

今に始まったことではなく、

今改めて「ひきこもり」の問題として

並列に論議する必要があるのだろうかと

私は思っています。




考えて頂きたいことは、

それ以外の、

障害としてあげられている状態

のような青年たちが、

治療行為を受けない状態で、

(私は医者でありませんので)

訓練により社会参加が可能となっていること

をどう受けとめられるのかということです。




彼らに共通してあったのは、

背景に家族病理があったことです。




彼ら自身の訓練と共に、

その家族病理を改善することを

行っていったことで、

治療によらず社会参加が可能となった事実

があることを知って頂きたいのです。


(続く)






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

ひきこもり・不登校相談

なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい

のかを具体的にアドバイス致します

https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/

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