親の喜ぶことをしたくない表(建前)の理由
2026年08月30日 07:15
前回、ひきこもる若者たちが、
社会参加を拒む理由としてあげる
「親の喜ぶことをしたくない」
というのは、表の理由ということを
述べました。
では、これが表の理由である意味を
説明してみましょう。
親からかけられた「迷惑」の内容が
例えば、
充分に(実感を得られるほど)愛されず
寂しい思いをしてきたのであれば、
早く独立して実家に寄りつかず、
逆に寂しい老後でも味わわせれば
いいし、
認めてもらえずぞんざいな扱いを
されてきたのであれば、
社会的にも成果を出して
より幸福になって、見返して
悔しい思いをさせればいいんです。
いずれも、とっとと家を離れ、
自分の人生を生ききればいいんです。
ところがこの「ひきこもり現象」は、
それとは全く反対の状態です。
ですから
「親が喜ぶことをしたくない」
というのは、本質的な理由ではなく、
本音の理由はまだ他にあるのです。
なぜ、家を離れず
「迷惑をかけられた」
と非難する親のもとから
遠ざかろうとしないのでしょうか?
ひとつは、
与えてもらえなかったものを
与えてもらうまでは
立ち去るわけにはいかない
ということと、
ひとつは、
保護者として、
他の脅威から自分を守らせるためです。
(続く)
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