「我」を離れる
2026年06月06日 08:51
前回、「愛」と「執着」について
述べましたが、
執着はこだわりです。
いつもそこに
意識が向いていますので、
愛しているという感情と
勘違いしてしまいやすいのです。
真に愛していれば大切に扱います。
わが子の存在を敬い(尊重し)、
成長の妨げになることは避けます。
わが子の個性や意志を
度外視した期待や促しは、
大切にしているとは
言い難いでしょう。
「敬い」は
「慎み」がなければできません。
執着には慎みがありません。
敬いの姿勢がなく執着していれば、
自己都合で
わが子を望む方向へ動かそう、
変えようとしてしまいます。
自己都合による関わりが
「乱用」です。
会社内のパワーハラスメントと
同じてす。
子どもは情緒的に混乱をきたし
「ご乱心でござる」となります。
自己都合を手放し、
我を離れる習慣をもちましょう。
家族(夫婦)間で互いに
相手のために何かを
実践してみましょう。
肩や腰、足を揉むも良し、
食事を作るも良し、
労をねぎらうようなことが
より良いでしょう。
日頃の感謝の気持ちを
互いに伝えてみましょう。
もしそれが
ここへきて出来ないとすれば、
それこそが
わが子のひきこもりを招いた
本質的な原因です。
自己都合を手放すためには、
わが子に今何が必要かを
考えぬくことが大切です。
自立を促した際に、
反発されたり、
いやな顔をされることを
自分が嫌がっていては、
それもまた自己都合に
なってしまっています。
自分が嫌な思いを避けることを
優先させるのではなく、
わが子にとって
何を優先させるべきかを
考えてみて下さい。
「わが子のために良かれ」
と思って、育ててきたはずです。
このひとつひとつが、
わが子の立場になって
考えていたかどうか。
大人(親)の事情で
動かしていなかったどうかを
振り返ってみてください。
(了)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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