「愛」のような
2026年06月02日 07:02
ひとつお尋ねします。
「あなたは、
お子さんを愛して育てましたか?」
こんなことを伺いますと、
「愛情不足とでもいいたいのか!」
とお叱りがきそうですね。
もちろん
わが子は愛おしい存在です。
ですが、
だからこそ常に
共に在りたくなかったですか?
この「共に在りたい」という思いが
「一緒(同じ)でありたい」
という思いにつながり、
わが子を「わがもの」として
しまいがちなのです。
わがものに私たちは執着します。
愛は、執着と
見間違えやすいものです。
つまり、
わが子を愛していると
思い込んでいたのが、
実は単なる執着であった場合が
少なくないのです。
では、執着と真の愛情と
どう見分ければいいかと申しますと、
執着であれば
必ず条件をわが子に求めています。
例えば、「勉強頑張ったら」
「反抗せず言うこときけば」
「わがまま言わなければ」
「大人しくしてれば」
といった具合に、
笑顔でいてあげられる、
認めてあげられることに
条件をつけているのです。
「◯◯大学に行きなさい」
「◯◯の職業に就きなさい」
「親元にいなさい」
といったこともそうです。
これらは、
わが子を愛しているのではなく、
その条件を備えたわが子に
執着しているのです。
その証拠に、
これらの条件を満たしていませんと、
決して穏やかな表情では
いられません。
親の期待(条件を備える)に
応えられなかった子は、
罪悪感を抱え自己評価を
下げてしまいます。
「自分には価値がない」
と思い込んでしまうのです。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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