何が必要なのか
2026年05月01日 07:16
家族のはたらきかけで
必要なことは、
選択肢の提供です。
「やりたいけどやりたくない」
といった矛盾の中にあえぐ
わが子に、
もう一つの(第3の)活路を
見い出させていくことなのです。
自室以外の居場所を与え、
少しずつ他者との接触を
増やしていくことで、
徐々に人馴れさせていく
といった手法で
支援をしている所もありますが、
これもまた、
いたずらに時間を経過させて
しまいかねません。
単なる人見知りの性格
ならまだしも、
もとより人見知り程度では
ひきこもりません。
集団への適応に必要なスキルが
欠落しているから
動けなくなってしまっているのです。
また、
ひきこもりが長期化したことで、
人間関係を構築、維持し、
社会から要求されるものに
応えていけるだけのスキルが
欠落しているから、
身を潜める生き方に
なってしまっているのです。
ですから、
なれさせるといった考えではなく、
欠落しているものを補っていく
身に具えさせることが
必要なのです。
「回復」と言うよりも、
新たな「修得」です。
これらを補っていくことで、
自ずと選択肢も増えていきます。
当事者本人の
やる気を待つ「見守り」は、
当事者への依存であり、
わが子を守ることに
なっていません。
わが子に自立を促していく過程で、
反発されたり、
自身の力が及ばないことを
思い知らされ、
自分が傷つくことから
「自分を守る」ことに
なってしまっています。
真に守らなければならないことは
何でしょうか?
(了)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
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