過敏さの背景
2024年03月21日 07:02
不登校やひきこもりの青少年たちの
傷つくことへの過敏さにも訳(意味)が
あります。
その出来事により古傷がうずいたと
言えばいいでしょうか。
古傷と言えるものを過去に抱えているのです。
いろんな相談機関で
「目標や自信をもてば動けるようになる」
と励まされた(?)青年たちも多いですが、
もてないから苦しんでいるのですから、
「もったら」を前提にされても分かりきった
ことで、何らの指針にもなりません。
もてない原因にも、
この古傷が関係しているのです。
仏教に「抜苦与楽(ばっくよらく)」という
言葉があります。
そのまま、苦を除いて喜びを与える
ということです。
具合が悪いところで目の前にご馳走を
用意されても食べる気にもなりません。
先ず、健康な体に戻してからの方が
味わえますね。
古傷を理解、共感し、その痛みを取り除く
ことをしてあげなければ、新たな事に挑戦
させて自信をつけさせるなどということは
困難なことです。
挑戦すら恐れます。
「あの人どうしてあんなことぐらいで
あんなに怒ったんだろう?」
「家族のことで何か悩んでいることが
あったそうよ」
「あー、それでー」
こんな会話をしたことは幾度となくあるでしょう。
普段であればなんでもないことに過剰に反応
する時というのは、必ず背景に思い煩っている
ことがあります。
「眠れません」という患者には、
「眠れる薬を出しましょう」と、
なぜ眠れないでいるのかまでは斟酌せず
薬が処方されます。
目的が単に眠らせることだからです。
(続く)
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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀
ひきこもり・不登校相談
なぜ起こったか、原因は何か、何から始めたらいい
のかを具体的にアドバイス致します
https://mbp-japan.com/fukuoka/search/area:40/genre:9:9009/
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