ブログ《存在の痛みへの寄り添い》

個性に合わせた仕掛け

2025年10月26日 07:12

前回述べた仕向ける際の

注意点について述べてみましょう。




先ず、なぜ動かないという生き方を

しているかを考えてみてください。

それは、

選択肢をもちあわせていないからです。




考え方、行動の選択肢が

やるかやらないかの二者択一しか

ありません。

別の進む道が見えなければ、

立ち止まるしかありません。




結果、なじみのある自分の考え、

行動パターンに執拗にこだわり、

周囲の声が耳に入りません。

それがたとえ、

自分をさらに苦しめると

分かっていてもです。




選択肢をもちあわせない状態を

見守っていても、

ひきこもりは延々続くだけです。

ですから周囲は、

新たな選択肢を提供してあげる

必要があるのです。




ここで重要なことが、

どちらの方向へ

何を仕向けていくかです。




もちろん、わが子の苦悩が癒える方向

つまり問題が解決していく方向へ

向けていくことが肝要です。




ですから、

何が問題か(必ず複合的、多重的に

あります)を見極め、

その解決のために何が必要か

判断できなければなりません。




「かわいそうだから、慰めよう」とか、

逆に「甘えているから、厳しくしよう」

といった感情論だけでは、

事は解決しないのです。




「仕向けていく」と言っても、

そうやすやすと動いてはくれません。

だからこそ、

「戦略・戦術」(仕掛け)が必要なのです。




宮大工のリーダーの心得を示した

こんな言葉があります。

「塔組みは 木組み

 木組みは 木のくせ組み




わが子のくせ(特質、個性)を見極めて、

その個性を活かしながら、

適切な方向へ導く。




さらに、こう言葉は続きます。

「木のくせ組みは 人組み

 人組みは    人の心組み

 人の心組みは 

 棟梁の工人への思いやり




塔を建てるのに必要な木材を

組み合わせていくのは、

大工さんたち人です。




多数の大工さんたちが

チームワークを保てるためには、

心を通じ合わせられなければなりません。

棟梁(リーダー)の思いやりによる

リーダーシップで、

それが可能となります。




周囲の声が耳に入らない状態を

前に向かうように仕向けていくためには、

本人、家族がそれぞれ

心を通じ合わせなければなりません。




さらに言葉は、

最後をこう締めくくります。

「工人の非を責めず、己の不徳を思え




材木のくせ、人のくせを

それぞれ活かせず、

結果(立派な塔)を出せずにいるのは、

自身(リーダー)の不徳である

という戒めです。




塔を建てるのに、

設計図も工程計画もなく、

工法も知らず出来るでしょうか?




わが家の問題を解決していくためには、

先ず親御さんが知恵を働かせ、

「戦略・戦術」を立て、

真っ先に動くことです。




その努力を怠れば、

「不徳の致すところ」ということです。

もちろん「わが子の非を責めず」です。






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家族心理教育コンサルタント 中光雅紀

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